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欧文分科会 「欧文組版のいろは」- 基礎から応用まで –

今年の初めに開催した「欧文組版の基礎の基礎、そのまた基礎
その時にお約束していた連続講座をいよいよ開講します。

今回も欧文活字印刷工房「嘉瑞工房」の高岡昌生さんをお迎えし、全6回で欧文組版の基礎編をスタートします。

しかも今回は、印刷博物館での組版実習もあります。
実践を交えて学べる連続講座になっています。

なんとなく欧文書体を選び、なんとなく組版をしていませんか?雰囲気や印象で書体を選ぶ事や組版をしても悪くはありません。でも自分自身にしっかりとした根拠があったほうがデザインに自信が持てます。

受講料

70,000円(学生の方は1割引)
活版実習の往復交通費(新大阪 – 東京)を含みます
なお、受講料の分割払いも可能です。

開講時間

13:00 〜 17:00(最大延長18:00まで)
日程については下記参照

申し込み期限

8月15日(土) 23:59まで
選考後、受講可能な方はメールにてご連絡いたします。

カリキュラムと詳細

第1回
8月20日(土)
オリエンテーション 『欧文の基礎Ⅰ』
歴史から、用途から、成り立ちから書体や書体選択の方法を学ぶ。
(2日連続講座)
第2回
8月21日(日)
『欧文の基礎Ⅱ』
欧文の使い方を学ぶ。イタリック、スモールキャップ、数字、イニシャル、大文字表記など。
課題:1,2の出題
(2日連続講座)
第3回
10月1日(土)
『印刷博物館見学と活版印刷実習』
印刷博物館にて実習(館内見学もあり)。現地集合、現地解散。
新幹線の往復きっぷは受講費より負担(新大阪 – 東京間)
宿泊等の場合は受講生の実費となります。
※詳細は第1回のオリエンテーション内で説明します。
第4回
10月29日(土)
『欧文組版の基礎』
和欧混植・合成フォントについて、書体の選択方法
組版形式、インデント、コラムの切り方、イニシャル、ハイフン、引用符、記号など。
第5回
11月26日(土)
『欧文組版の応用Ⅰ ステーショナリーの組版』
名刺、招待状、レターヘッド、ディプロマの書体選択と組版をマナーから学ぶ。
第6回
2017年1月28日(土)
『欧文組版の応用Ⅱ 課題から組版の見る目を養う』
課題2の講評、より高いレベルの欧文組版。組版を磨き上げる心を学ぶ。

講師プロフィール

高岡 昌生

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1957年東京生まれ。國學院大学法学部法律学科卒業。
有限会社 嘉瑞工房 代表取締役
嘉瑞工房は、昔ながらの金属活字を使用した活版印刷の会社です。
海外の活字鋳造会社から直接輸入した品質の高い欧文活字を多数保有し、欧文タイポグラフィのマナーにのっとった、海外でも通用する本格的な印刷物を提供しています。
英国王立芸術協会フェロー (Fellow of the Royal Society of Arts)
モノタイプ社アドバイザー (コーポレートタイプ担当)
ドイツ・ライプチヒ市印刷技術振興協会会員
日本タイポグラフィ協会顕彰第三回佐藤敬之輔賞受賞(2004年)
平成21年度新宿ものづくりマイスター「技の名匠」 認定 東京新宿区
タイポグラフィトークセミナー「TypeTalks」を小林章、宮後優子と共同主催

○著作
『世界の美しい欧文活字見本帳 嘉瑞工房コレクション』グラフィック社刊。2013年
『欧文組版 基礎とマナー』美術出版社刊。2010年
『「印刷雑誌」とその時代』共著 印刷学会出版部 2008年
『印刷博物館誌』共著 凸版印刷 2001年。

高岡 昌生さんからのメッセージ

セミナーなどで何度か欧文組版についてお話しましたが、1回のセミナーでは本当に基礎的な話しかできませんでした。また、皆さんが実際の仕事で生じる疑問に答える機会がありませんでした。

この講座は、知識や能書きを押し付ける講座ではありません。基本的な知識を丹念に学びながら、自信を持って欧文を扱える考え方を学びます。

学校で一応は習ったかもしれませんが、実際の仕事でぶつかる事例は多岐にわたっています。ここで立ち止まって、もう一度基礎から欧文組版に取り組みましょう。デザイナーさんが対象ですが、専門教育を受けていなくても、経験が浅くても大丈夫です。この使い方で「伝わるか?」を自分に問いかけるお手伝いをします。私からも投げかけを行いますので少人数にこだわりました。
課題も出します。
楽しく真剣に学びましょう。