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京都文字塾 – 自分のかきたい文字を書く –

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入塾エントリー受付は終了しました。

この塾は、1年をかけて書体設計士の鳥海さんの指導のもと、「自分のかきたい文字」のひらがな・カタカナ+句読点の制作、フォント化し、その成果を展覧会で発表する私塾です。作成する書体は明朝体でも、ゴシック体でもデザイン書体でも。
自分のかきたい文字を作っていきます。
(基本的に作業時間は設けず、各自制作してきたものを添削してもらいます。)

制作した文字は集大成として、『自分のかきたい紙』に『自分のかきたいように書いた』ものを制作し、参加者で企画する展示会を開催予定です。


<講座概要>

b「和文と欧文」は、関西で『文字を知り、理解し、使っていく』機会の創出を目的に立ち上げた企画です。

2年前に大阪で「和文分科会」として開催した企画が今度は「京都文字塾」として再度開催します。
穏和で気さくな人柄が魅力的な鳥海さんは、「怖がらずに字を書いてほしい。」と語ります。その懐に飛び込んで楽しく、自分に向き合いつつ文字を作りたい・深く学びたいという方のご応募をお待ちしております。


<講師プロフィールとコメント>

ごあいさつ —–

東京で文字塾をはじめて4年目になります。活字としての書体の見方や考え方、さらに活字を介した表現としての活字を作る楽しさなどを微力ではありますが、私なりに伝えようとしてきました。

 このたび「和文と欧文」さんの主催のもと、「京都文字塾」を開催する運びになりました。体力的にはチトつらいところではありますが、西の方から東京文字塾への参加希望者が何名かいて、東京まで通ってもらうのは忍びないことと、さらに「和文と欧文」さんからも一昨年に続いて、ぜひ関西方面でもやってほしいとの要望があり、老体に鞭打って「それではやるぞー!」となったわけであります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 「京都文字塾」では「自分の書きたい文字」を作ることがテーマです。活字を作ること自体はそれほど難しいことではありませんが、どんなデザインが良いのか、自分らしい書体とはどういうものなのか、こうしたことは教えられるというよりも自分で探求することであって,私はそのお手伝いをする立場です。簡単に作ろうと思えば作れますが、私はそれを望みません。私がお手伝いしたいのは、初心者・プロを問わず、自分自身に真摯に向き合い、自身の書体作りを積極的に行いたいという方に参加してほしいと思います。

 尚、私はコンピュータについてはあまり詳しくありませんので、フォント化の方法については最小限の指導にとどまります。足りない部分は塾生のみなさんの力を借りての実施となりますのでご了解ください。

講師プロフィール

tori1955年山形県生まれ。多摩美術大学GD科卒業。1979年株式会社写研入社。1989年に有限会社字游工房を鈴木勉、片田啓一の3名で設立。現在、同社代表取締役であり書体設計士。
大日本スクリーン製造株式会社(現 株式会社SCREENホールディングス)のヒラギノシリーズ、こぶりなゴシックなどを委託制作。一方で自社ブランドとして游書体ライブラリーの游明朝体、游ゴシック体など、ベーシック書体を中心に40書体以上の書体開発に携わる。
2002年に第一回佐藤敬之輔顕彰、ヒラギノシリーズで2005年グッドデザイン賞、 2008東京TDC タイプデザイン賞を受賞。
京都精華大学特任教授。 

講座概要・募集要項

日程 2015年8月〜2016年7月
開催予定日:
2015年 8月22日/9月12日/10月10日/11月7日/12月5日
2016年 1月9日/2月6日/3月5日
※すべて土曜日を予定
2016年4月以降は決まり次第お伝えします。
開催回数 12 回+展示会
時間 14:00 〜 19:00
会場の予約時間によって変更があります。
参加人数(予定) 10 人
参加条件 課題を提出すること
・全12回講座にできるだけ参加できる方
・参加者主導ということを前提に運営していきますので自主的に作業、行動ができる方
・Illustrator での制作環境の準備ができる方(バージョンは問わない)
※Illustrator はなるべく期間中盤ぐらいまでに準備できると望ましい。
会場 キャンパスプラザ京都 演習室
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
参加費 120,000円/年間(展示会費用も含みます)
お支払い方法 ・1回目に会場にてお支払いいただきます。
(分割払いの希望はご相談下さい)
・学割についてもご相談ください。
申込み方法 課題とともに、必要事項と参加したい熱い思い、受講したい理由など記載し、エントリーページからお申し込みください。
参考に参加者を講師とともに選考させて頂きます。
受講可能な方のみ、担当者より連絡させて頂きます。
受付期間 2015年 7月1日 0:00から2015年7月20日23:59まで

【初日に用意するもの】

・鉛筆:2Bの先があまり尖っていないもの
・シャープペン:B、0.3または0.5ミリ(鉛筆でも可)
・消しゴム
・練り消し
・1ミリ方眼紙(A4)1冊(↓参考)
コクヨ 方眼紙 1mm目 A4 50枚 ホ-19N ブルー刷

・絵皿2枚(墨と白のポスカラ用)
・筆:写巻、品印2本
http://www.osakakyouzai.com/shakan.htm
http://www.e-kinkado.co.jp/goods5.html
・墨汁(良いやつ)
http://www.amazon.co.jp/墨運堂-玄宗-墨液-11806-500ml/dp/B001BWBCAI
・白のポスタカラー
・パソコンはまだ不要です

<提出課題 「永」の字のスケッチについて>

課題は「永」の字を明朝体で、以下の条件でスケッチして頂き、提出していただきます。
「永」字からの皆さんの形を見る力を塾長が確認していきます。

<課題「永」の字のスケッチについて>

スケッチについては以下の通り作成すること
・市販の1mm方眼紙を準備する
・方眼紙に50mmのの枠を書き、鉛筆で「永」の明朝体を書く
・画線の太さは、横画1mm、縦画4mmとする
・中は塗りつぶすこと

課題提出方法

書いた文字をパソコンで、画像データ(jpgデータ)にしてこちらのフォームから必要項目記載の上、提出してください。


<よくあるご質問>

現在までお問い合わせ頂いた質問を掲載しています。

講座について——-

Q:2016月4月~のスケジュールについて予定を教えて下さい。
A:講師のスケジュールがまだ未定のため、決まり次第追ってお伝えしていきます。

Q:開講している時はどんなふうに進むのでしょうか?
A:制作は参加者が家でやったり、講座内で作業したり、たまにみんなでワイワイ集まって作ったりしたいと考えています。
鳥海さんが来られている時に作業にしてしまうと作業→添削ばかりになってしまいます。なので、講師が来られた際はしっかり講師から知識を学ぼう!としています。

作業内容について——-

Q:文字は手書き?それともIllustratorを使って制作するのでしょうか?
A:どちらでもOKです。各自の作りたい字によって作業の内容は変わると思います。作るべき書体のデザインによっては、下書き→スキャン→アウトライン化ということも充分あり得ますし、デザインから墨入れ、デジタル化ということもあり得ると思います。(鳥海さんは墨入れが好きだそうです)

Q:Illustratorでの作業がバリバリ出来る人が対象ですか?
A:作る文字が幾何学的で、PCでの作業の方が効率的な場合は早い段階でIllustrator作業で作りこみ作業になると思いますが、基本的には作った文字をトレース、フォント化のための取り込みなのでそこまでバリバリ使いこなせるスキルでなくても大丈夫です。(全く使えなくてもスタッフがフォローします)

Q:文字を作る=フォント(明朝 or ゴシック)を作るということ?
A:デジタルフォント化する点については展示物を準備する上で何かと便利ですし、しかも自分の文字がパソコンで打てるとテンションは上がります(笑)。文字は明朝体、ゴシックといった制限はないので、筆書きがフォントになってるとかでもいいと思います。参加者が思う文字を作っていただければいいと思います。

展覧会について——-

Q:展示会をするにあたって、費用も別に必要になりますか?
A:印刷費、作品用の用紙(ポスター?)の費用、会場費、あと簡単なチラシの印刷代といった基本的なものは参加費に含まれています。ただ、展示する内容によっては個別に変わった展示をしたいなどの場合は個別負担、全員の総意で展示の趣向を凝った場合などは全員で負担する、という形になると思います。